VS Code に言語の自動検出機能が追加されました
VS Code 1.60 がリリースされました?
今回も様々なリリース内容があります。
リリースノートを一目見て、今後お世話になりそうなリリース内容があったのでそれを取り上げたいと思います。
その機能は「言語自動検出」です。
言語自動検出とは
記述されているコードに基づいてプログラミング言語を自動検出し、ファイルの言語モードを自動的に設定してくれる機能です。
リリースノートにいくつか例があるので見ていきましょう。
貼り付けたコードを基に言語自動検出
Untitled で開いているエディターに Python のコードを貼り付けたら Python のシンタックスハイライトが適用され、 C# のコードを貼り付けたら C# のシンタックスハイライトが適用される例です。
Grab an example from online and paste it in an untitled editor: https://code.visualstudio.com/updates/v1_60#_automatic-language-detection
拡張子の無いファイルを開いた際に言語自動検出
curl の結果やシェルスクリプトの結果の拡張子の無いファイルを VS Code で開くと言語が自動検出されシンタックスハイライトが適用される例です。
ファイルのフォーマットもシームレスに実行できている様子が確認できます。
"Pipe into code" language detection (showing off detection of extension-less files):
何気に code -
を初めて知りました。めっちゃ便利ですね。
ls | code -
Juypiter Notebook の言語ピッカーで言語自動検出設定
最後にあげられている例では、Juypiter Notebook の言語ピッカーで Auto Detect を選択し、記述されているコードが Python と自動検出されシンタックスハイライトが適用されています。
何が嬉しいのか
今後ダントツで使い勝手がよくなるのは例の1番目に挙げられていた、貼り付けたコードの自動検出でしょう。
コードや SQL や JSON や YAMLをコピーして VS Code に貼り付けシンタックスハイライトを利かせた状態でコードを見るということありませんか? VS Code でいつも見ている設定でフォーマットを掛けたりしませんか?
今回はそういった時に、VS Code で「新規ファイル → 貼り付け」と今までファイルの言語モード設定をしていた分の操作の手間が省けるようになりました。
地味ですが多用するのですごくありがたいです。
最後に
VS Code はまだまだ進化を続けています。
また今年も11/20にVS Code Conference Japan 2021が開催されます。VS Code に興味がある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
同時にセッション登壇者の募集もありますので、我こそはという方は挑戦してみてください。